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毎日かあさん カニ母編毎日かあさん カニ母編
西原理恵子
毎日新聞社刊
発売日 2004-03
価格:¥880(税込)
オススメ度:★★★★★



8割ドタバタ、2割ほのぼの
2人の子持ちの著者(西原理恵子)は、予想外の子供の行動に振り回されて、絶えず爆発している。これは呑まずにはおさまらない。
オールカラーのこの本は、心温まるほのぼのとした部分も散在する。
そういう下りは、緑とか、黄色などの、一つの色が画面を支配しているのが特徴だ。
注目したいくだりがある。別れた主人(鴨志田穣)は「一日一麺」主義らしく、クリスマスの日もラーメンというのが面白い。
しかも、選んだラーメン屋は大ハズレ。傑作だ。
ひそひそ」では、ほのぼのとした画風で、夕食が焼きそばなのを恥ずかしがっている。
私なら、夕食が焼きそばなら、歓喜するところだが。
表題作「カニ母」は、著者はカニを独り占めにするつもりだ。
カニは隠れて食べるのが美味いらしい。ある意味、同感。
巻末で西原理恵子の全身写真が、飲屋街をバックに、見開き全ページカラーで掲載されている。
漫画西原理恵子は、本当に実物そのものだ。
このシリーズの中でも、『毎日母さん カニ母編』は、親しみやすい内容だ。しみじみと楽しめる一冊。

どく
普段西原理恵子は、おばかなことを描いている事が多いのですが 、たまに、ほろりと心の琴線を弾くのです。
そんなギャップに私の心は魅かれてしまうのでしょう。
私、好きなのですよ。西原理恵子の作品。
この本は「心がほこほこしてしまう」「毒にあふれる」子育て漫画です。

ぐっすり泣いたあとに起こったこと
何度も読んで、ぐっすり泣いたあと、自分の表情がきれいになっていた本です。世界中で儲けまくってほしい。
実は、ぐっすり泣けた理由のひとつに、某サイトのばらっち鴨メール連載中、段々途中で読めなくなり、しばらく、西原理恵子さんの著書も営業物語がやっと手元に置ける感じでしかありませんでした。だから余計なのだと。

母になってもサイバラ節 絶好調
自虐的な漫画家というのがいる。西原理恵子がそうだ。
この人は不思議な人で、結構売れてるのに全然絵がうまくならない。
それどころかだんだん下手になってきている。「恨ミシュラン」描いてたときは、線が細かったが、最近太ったのか?絵迄太くなった。二児の母になったからか?
しかも「子育て母さん」をテーマで漫画を描いてるのにもかかわらず、連載中に鴨志田穣と離婚してる。
保険のCMしてる夫婦が契約期間中に別れるようなもんだ。普通は出来ないぞ。(現に保坂尚輝真田広之もCM契約切れてからすぐ別れた)
でも、西原理恵子は許される。自虐的というのはそこ迄強い。自分さえもネタにしてしまうんだから。
しかし、この漫画は絶対面白いよ。心あったまる話も、数多くあるし、よくある日常の風景を目線変えてみたら,こう見えるのか!!って感心。
わたしんち」や「ちびまるこ」みたいに、ほのぼのとはしてはないが、毎日の子育ての中には、毒と愛が隠れてて面白い。そう思わせられる作品。
子育て中の人はこれを読めば、育児ノイローゼも吹っ飛ぶはずさ。

サイバラ風味薄味仕立て
税務署から呼び出されたとき、「泥棒が来いと、私の金を盗む泥棒がお前来いと」と猛毒を吐いた西原理恵子氏。
アマゾンに行くとき、マラリア予防薬を飲むと酒が飲めないと言われ、迷わず酒を選び、薬を地べたに叩きつけた西原理恵子氏を、期待して読むと少し落胆するかな。(星1つ減点しときます。)
しかし、人の子の親として子供に対する遠慮ない観察眼は健在。
厳しい観察眼の間に愛情が見え隠れ、そういった母親としての西原理恵子氏を見てみたい方にはお勧めの1冊。

鋭い視点ですね
奇怪な行動をとる息子。かわいらしい娘。困った夫。この家族をおもしろおかしく描く漫画です。
単に笑いを誘うだけでなく郷愁をも誘う側面があり、奥が深い感じがします。
この漫画を読むと、家族で多少うまくいかないことがあっても、乗り越えなければならない気がしてきます。
日常を鋭い視点で見ていないと書けないと思いました。

荒ぶる日々の中にありながらも人生のそこここに転がる「宝石」をしかと見つめる姿が心を打つ
飲んだくれの亭主(鴨志田穣)に三行半をつきつけ(離婚)、幼い息子と娘のシングル・マザーとして生きる道を選んだ西原理恵子が、西原理恵子自身の子育ての日々を厳しく綴ったエッセイ風コミックです。大笑いさせられ、そして大いに涙腺を刺激される一冊。
私が西原理恵子の作品で敬意をもって評価する点は、彼女が時として痛々しいまでに荒くれた人生に身を置きながら、その眼力で人生の「ままならさ」や「ささやかな喜び」を奇跡的ともいえるほど見事に掬い上げてみせるところにあります。
例えば、女手ひとつの子育てに翻弄され、そして今日も漫画の締め切りに追われて部屋にこもって苦闘している西原理恵子は、背後に「こそこそと小さな話し声」を聞きます。「ふりかえると仕事場のドアの下の小さなすき間から二人の小さな手が出ている」のに気がつきます。
西原理恵子はそれ以上のことを語りません。<子供たちがいるから頑張れる>なんて手垢にまみれたような文章は書きません。
情景を単純に綴る、その俳句のようにシンプルな叙述の中に、西原理恵子が母としての幸せを噛みしめている。
私は12頁に掲載されたこの一コマ漫画に心打たれて、しばし言葉を失った。
またアルコールで体を壊して入院した元夫(鴨志田穣)の見舞いに行った帰り道、西原理恵子はこう述懐します。
すきだったひとを きらいになるのは むずかしいなぁ」。
秋雨が降る中、うつむき加減に歩き去る西原理恵子の小さな後ろ姿が、人生の「もどかしさ」や「やるせなさ」を静かに映している。
これもまた、私の心に重く沈みこむような気がした、実に印象深い場面。
言うことを必ずしも聞いてはくれない幼子たちに振り回され、心がすさみそうな日々の中でも、人生をしっかりと見つめている西原理恵子の姿に心振るわされました。

心の琴線に触れる絶妙のリリシズム
西原理恵子の最良の部分が全開した本。リリカルな描写に泣き笑いする。
昔見たような広い野原の薄暮の空を思い出す。心の深いところで共鳴できる本。
お入学編」も同じく推薦である。

毎日新聞も見る目があった!
本から入ったので、これが毎日新聞で連載していたことにビックリ!
よく西原理恵子さんを起用した!見る目があるじゃん!西原理恵子母さん張り切って、いつもよりよけいサービスしています。
ちゃんと媒体を考慮して、丁寧めに書いているので、これなら西原理恵子の毒を 気にするお母さん達も親子で読んで頂いてもらっても安全です。
広範囲の人にも西原理恵子さんの良さを見てもらえます。きつい毒を嫌う親にも読ませられました。
ここには西原理恵子さんの家族・人との関わりを大事にする気持ちがあふれています。
気持ちが結果に反映されるとは限らないけれど、酸いも甘いもかみわけて、繰り広げられる人間と子供と犬のわやくちゃの世界。
母であることと、漫画家であることことと、カニを愛する一個の生物としての存在と、それぞれ全力投球のさまに脱帽。
あと、犬とのつきあい方について、うなずくことしきりでした。

ホームドラマ
西原理恵子さんが鴨志田穣と離婚して後、二人のお子さんを育ててゆく様子を描いています。ホームドラマと呼べるでしょう。
西原理恵子の過激なギャグが何ともおかしいのですが、心温まるシーンもたくさんあります。
作風は全く違いますが、サザエさんのようだな、と感じました。
時たま元夫鴨志田穣も登場し家族が揃います。読むときの心境によって受け手の捉え方も変わるでしょう。
カニ母とは、子供が寝静まった後でカニを一人で食べる母親のことを言っています。
こんな上手いもの子供にはもったいない。お母さんが全身全霊で子供を育てている姿は、ちょっとノスタルジック

あの頃の私にも読ませてやりたかった
面白くて、毒があって、でも優しくて、ほろりと泣ける。そんな稀有な本です。
意外なことに小1の娘がハマッてしまい、気が付くとダンボールの基地に持ち込んで読んでます。
娘の将来の夢は「絵描きさんになること」だったはずが、この頃では「漫画家になること」に変わってしまい、しかもタッチまで微妙に西原理恵子風になってしまいました。
小5の息子と小1の娘がいる、「兄妹」がいます。
近頃は子育ても少し楽になりましたが、息子が小さかった頃は本当に大変な毎日でした。
ガチガチ肩に力が入ってたあの頃の私に、この本を読ませてやりたかった。

サイバラ天才
西原理恵子もすっかりおちついちゃって、最近キレがないねと思っていたら、いきなり。。。
毎日新聞太っ腹!とおもうほど思い切り良く子育てが語られており、一読して腹を抱えて笑い、西原理恵子でも「早期教育の精霊」に惑わされたりするのかと頷き、そして最後になぜかほろりと涙がこぼれました。
結婚ということ。家庭ということ、親子ということ。そして愛すること。
しみじみと考えさせられました。読み終えたあと、自分も明日もがんばって生きていこう、子供を愛して育てていこう、と元気が沸きます。お勧め!

子供を見る目の純粋さに泣ける
西原理恵子作品と言う先入観からだろう、どぎついと思う人も、描きすぎと思う人もいるらしい。
しかし、絵と文とセリフにはわが子への愛情がたっぷり入っているから、むしろそう思うことが不思議。
自分の子供のことを考えたり、自分の少年時代を思い起こしたり、今の学校教育の脆弱さに考えが及んだりと様々に味わえる。
見事なまでに子らが愛らしく、西原理恵子の母さんが素敵。
実際の子供たちの通う小学校からクレームが入ったらしいが、ちゃんと読み込んだら出て来ない文句だと思う。

信頼できる「大人」がまだ日本にはたくさんいる!
あの中村うさぎをして「かつて私をこんなに恥じ入らせ、おそれさせた女は他にいない」とまで言わしめた西原理恵子の超傑作!(中村うさぎも自分を客観視できる稀有な資質の持ち主ではあるが)
西原理恵子のような「最後の無頼派」作家が、ここまで圧倒的な支持を得、ひたむきな共感を呼んでやまないのは、彼女が「人間としてまっとう」だからでしょう。
時にやりすぎだったり(税務署との戦い、体当たり取材etc)しても彼女にはしっかりとした「人としての正常な感覚」があり、汚いこと、卑劣なこと、臆病なところはかけらもありません。
事物をありのままに見て、本当に自分の言葉で語り、考え、一歩もひかない姿には感動をおぼえずにはいられません。
これだけメジャーになってもホテルで満室と断られれば「あたしがメジャーじゃないからだ!ちくしょう!もっと売れてやる!」ととっさに考えそうなヤツと彼女の友人ゲッツ板谷は書いていますが、まさに生涯一野良犬、日本で一番の良識人を貫いてほしいです。
西原理恵子のやさしさ、あったかさ、そして辛らつで嘘のないこの描写にどれだけ心なぐさめられたかわかりません。
悲しい出来事ばかりの日本にも彼女のような本当に「生きている」大人がいて、子育てをがんばっていると思うと、勇気が出ます。
西原理恵子母さん! ありがとう! ほんとにありがとう!

ということで、この『毎日母さん カニ母編』はまだまだ続く。。。
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