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できるかなリターンズできるかなリターンズ
西原 理恵子
扶桑社 刊
発売日 2000-04




文庫サイズはキビシイ
西原理恵子の「できるかな」シリーズの一冊。
内容云々は特に書かなくても良いでしょう。いつもの通り体をはっています。
しかし、西原のマンガを文庫本にするのはちょっと無理がある気がします。小さめのコマの中に手書きのコメントがぎっしり詰まっているという彼女の作風では、単行本サイズでも文字小さくて読み辛いのです。文庫本では判読不能です。はっきり言って、虫眼鏡がないとキビシイ。
そんなわけで、これから買う人は文庫版は避けたほうが良いかも。内容は良いからオススメ出来ますが。

油断ならない出来
ロボット相撲がメインの話で、出来上がったロボットに個人スポンサー「高須クリニック」のステッカーを貼るので、かなりうさんくさい仕上がりになります。さらに側面からの攻撃に備えて、ボディに「宮崎学」の名前を書こうとするところで笑いをこらえるのが大変でした。というのも本屋で立ち読みしていたからです。後半にはロッキングオンで連載されていた、千葉浦安ネズミ園における富士額のネズミとの抗争もしっかり拝めます。雑誌ではモノクロだったのが、単行本ではカラーなので余計うれしいです。この本は万人に到底薦められないものですが、一番最後の短編だけはその例外。独身の私が言うのもおこがましいのですが、これから子育てをする人にはぜひ一読して欲しい。こういうホロリとさせるものを西原理恵子は時々描くので油断できません。

サイバラ初心者のつぶやき
サイバラという特異なマンガ家が居ることは知っていた。とはいっても全然威張る事ではない。去年上映された「ぼくんち」(阪本順治監督)でおそらく初めてその作品世界に触れたのだから。今回その生マンガを初めて「見る」。
確かにこれはマンガなのだ。絵はへたくそだろうと、途中で異様に夫が撮った写真が載ろうと、ストーリーとギャグを無視して、体験エッセイという体裁を取ろうと、確かにマンガはあらゆることから自由ではあるべきだ。出てくる登場人物たちの異様に立った「キャラ」、誰も真似できないかもしれない「体験」(だってマルコス政権崩壊のさなか、暴動中のインドネシアに行って「観光旅行」をするのだから)、そしてその異様に際立った「毒」、誰も真似できないマンガを彼女は書いている。ジョージ秋山が「アシュラ」を書き始めたときと同じようなインパクトを今回感じた。

サイバラは突撃体験モノにかぎる
普通の人がやりたくてもやれないことをやり、出くわす苦難も笑い飛ばしてしまう。
やり過ぎると逆に痛々しすぎて笑えなくなるのですが、さすがはサイバラ、そこらへんの線引きは絶妙です。体を張ったギャグこれに勝るもの無しといったところでしょうか。「できるかな」「鳥頭紀行」シリーズは全てオススメの☆☆☆☆☆
担当の新保さんの虎キチぶりもイカしてます。単行本持ってるのに、文庫版も買ってしまった俺ってサイバラに貢ぎすぎかも、、、

いっぱいいっぱい
でました!できるかなリターンズ文庫版。
今回もオールカラー、小さいページにギャグも毒もやさしさも、いっぱいいっぱい詰まっていてパワーがないと読めません!
できるかな+鳥頭紀行+αで色々サイバラワールドが楽しめますよ。今回意図せずタイムリーな自衛隊ネタもあり。笑いながらも、色々考えさせられます…


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