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MASTERキートン (14)MASTERキートン (14)
勝鹿 北星 /浦沢 直樹
小学館 刊
発売日 1993-08
価格:¥509(税込)
オススメ度:★★★★★




漫画かそうでないかを抜きに楽しめます
ストーリーを考える人と漫画を描く人が別担当なのが大きく成功していると思います。ストーリー展開やそのプロッティングは短編小説を読んでいるかのよう。漫画かそうでないかを抜きに楽しめます。日英のハーフで、考古学者にして保険調査員キートン・太一が主人公。ユーモアがあってクールなんだけどクールになりきれない主人公やその他の端役も魅力的な個性を持っていて楽しい。

大切な女性(ひと)
表紙に英語で書かれたなによりも適切な解説である、この本を紹介を最初に(あい なおこ意訳)。
「キートン・太一が旧東ドイツから古美術が流出しているという調査でドイツへ訪れたとき、冷酷な殺人者達に直面する。そしてネオ・ナチの影が、この事件の裏に浮き上がってくる・・・!!
これは、この謎に包まれた男の活躍を描く、第14巻である。」この紹介文にある話は「光なき世界の住人」と「光をくれた女(ひと)」の連作です。ドイツには、他民族者のドイツでの就職があるなかでドイツ人の就職難が問題になっており、行き過ぎた民族主義がネオナチ運動に発展したりしています。そんな中で次々起こる残虐な連続殺人事件がおこる。ネオナチの仕業か、それとも・・・?スリルとサスペンスとそて哀しみが織り込まれた話です。そのほかに、広大なバラ園をもつ実業家がバラ園で死体となって発見された。バラ園の管理をするエリックの姿が消え、残された実業家夫人も命をねらわれる。チャーリーがボディーガードを引き受け、キートンはオプとして派遣され実業家の死の調査をする「バラの館」。キートンがでてくるとチャーリーはいつも迷惑に合うんですよね。旧東ドイツの収容所で妻を亡くした男はのちに再婚して娘をもうけた。しかし遺児ローザが生きていると知り、キートンに捜索依頼があった。ローザはいったいどこにいるのか?「心の壁」。あなたの一番大事な人は誰ですか?「塔の男」はバブルに高層ビルを建て、現代のバベルの塔を造らんとするオックスフォード時代の友人、御木とキートンが再!する話。いくつになったって、何度でも勝負すればいい。それでこそ勝ったときのうれしさは最高だと教えられます。こういう話、ジーンときます。

たまに昔のことを考えさせられる。
光無き世界の住人にしろ何にしろ、ドイツをはじめとする戦争の悲劇を書いた回が多い。ほかに戦争の悲劇を語る本は多いが、ここまで間接的でありながら、考えようと思わされるものは無いだろう。 


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