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MASTERキートン (6)MASTERキートン (6)
勝鹿 北星 /浦沢 直樹
小学館 刊
発売日 1990-07
価格:¥509(税込)
オススメ度:★★★★




漫画かそうでないかを抜きに楽しめます
ストーリーを考える人と漫画を描く人が別担当なのが大きく成功していると思います。ストーリー展開やそのプロッティングは短編小説を読んでいるかのよう。漫画かそうでないかを抜きに楽しめます。日英のハーフで、考古学者にして保険調査員キートン・太一が主人公。ユーモアがあってクールなんだけどクールになりきれない主人公やその他の端役も魅力的な個性を持っていて楽しい。

それぞれの信念
表紙に英語で書かれたなによりも適切な解説である、この本を紹介を最初に(あい なおこ意訳)。「父は日本人、母は英国人。
本人は考古学者。日本人動物学者と英国人大会社経営者との息子。
勇気と知力と好奇心でいっぱいの探偵。
この謎に包まれた男の活躍を描く、第5巻である。」婚約者ノーマンと娘パティーと一緒に西ドイツに越してきたジュリー。上の階の奇妙な老婆、自分を監視する赤いコート、そして、パティーは着いた当初から姿が見えない。パティーは本当にいるのか?スリルとサスペンスの「青い鳥消えた」。大雪のためイタリアのカルニケ山地の山荘にキートンたちが閉じこめられる。眼前の白山には横にそって雪に割れ目が生じる。雪崩の中を生き抜かねばならなくなったキートンたちの方策は?「白い雪とノアの箱船」。初老の画家が自殺したのは自分のせいだと住人は言う。太一の父太平は・・・「化け猫荘の人々」。愛されていたのは兄だけだったと思っていた少年がキートンに出会って知ったことは・・・愛が心にしみる「セーフハウス」。IRAの元女闘志ジェニファー・オコーナーが路上で射殺された。サンデーサン紙の記者ヒューズはジェニファーのテロ活動の関与に不信をいだきキートンと調査する。真実ははたして・・・連作「偽りの三色旗」「偽りのユニオンジャック」。ヒューズの信念に感動する。一杯のスコッチウイスキーから話が始まるカーマイクル卿の悲劇と、イギリスと日本を股に掛けた天狗伝説「アザミの紋章」。これも当時の民衆のためにスコッチ密造を推奨したカーマイクルの信念がある。そして、巻頭の「秘めたる宝」。かつて自分の信念で学生運動に参加し、そして自分の信念で一人息子を育てた。宝物である大きな水晶を息子に与えた。しかし息子は一度だけ父に反抗し、与えられた水晶をこなごなに砕いた。そして、岩瀬は信念を失った。
生徒に「化石」とあだなされる岩瀬教諭。岩瀬は二度と立ち上がらないのか?
読後、泣いてしまいました。

ええ話といったらモンスターかキートンか
第六巻は読んだ後の喉ごしがすばらしい。  さえない教師の典型のような「化石」彼が、立派な大人になるその瞬間は、十分名作を読んできた大人も耐えられるできだろう。ほかにアザミの紋章はミステリアスな感じがあるうえ、キートンシリーズ屈指の名作だと思う


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