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なんでもありか―静と理恵子の血みどろ絵日誌
伊集院静/西原理恵子
双葉社 刊
発売日 2008-03-26
価格:¥1,680(税込)
オススメ度:★★★★★


書くほうも描くほうだし、読むほうも
週刊大衆」というなかなか店頭買いしにくい雑誌に掲載されているため単行本に頼らざるを得ない。
「成人の日のサントリー広告」のように居心地の良いマンネリ感、伊集院センセイのきれいな小説とはうって変わったドロドロ感、そして西原画伯のヘタウマなイラストとツッコミ。
すべてが絶妙にブレンドされていてたまりません。
今回は、旅や松井、武の話が多いので割りと爽やかな一面も。
これだけ競輪の悪口をいうのならとっととやめればいいのに、というのはまったく素人の考えであって一度競輪場のゲートをくぐると死ぬか、完全に破産するまでやめられない無間地獄、いや天国である実感が湧いてくる。
阿佐田哲也以後の「無頼派」をしょって立つ伊集院先生ならではのシリーズ本。
競輪施行者のみなさま、ぜひ「伊集院杯」を設立してください。
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ディランを語ろうディランを語ろう
浦沢直樹/和久井光司
小学館 刊
発売日 2007-12
価格:¥1,980(税込)
オススメ度:★★



買い、かな・・・?
村上春樹氏と柴田元幸氏の対談集「翻訳夜話」でどちらかが「サリンジャーの『ライ麦』は好きだけど、『ライ麦』を好きな人は嫌い、という屈折したファン心理」ということをおっしゃっていたのを蓋し名言と思わず膝を打ったのことがあるのですが、「ディランを語ろう」と題された本書などは、そういう矢面に立たされることがわかっていながらそれでも出されたわけで、だれかがディランについて語るのを読むことができるだけでも出された意味があるというもの。
しかし、まず読んでみて、なるたけ客観に努めることを心がけたつもりですが、本書は残念ながら同じ語りものでも鈴木カツが以前出した「ディランズ・ビート」とは異なり、ここから得られるものがあまり多くは期待できないと言わざるを得ないように思います。
きつい言い方になりますが、ここにはディランにまつわる多くの薀蓄や思い出話はありますが、なにかを掘り下げたり整理したりといった真摯な姿勢はあまりありません。
立川直樹の語るピンク・フロイド評を思い出させられる、と言えば、ある年代の人には伝わるのではないでしょうか。

「でも浦沢直樹漫画だから。。。」って人にはお勧めします。
20世紀~」にもね。
いつぞやみうらじゅん氏だったかの持ってるCDを分類して「おれの持ってるCDはエロバカディランだ!」っていうのを思い出しました。


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雑学のすすめ雑学のすすめ
清水義範
講談社 刊
発売日 2007-06-27
価格:¥1,365(税込)
オススメ度:★★★


ツッコミ不足?  さまざまなテーマについて、シミーズ博士こと清水義範がウンチクを傾け、サイバラこと西原理恵子が1ページ漫画で強烈なツッコミを入れる、名コンビの最新作。
テーマは、「コーヒー」「ネアンデルタール人」「ピラミッド」「アルハンブラ宮殿」「ドラキュラ」「うどん」「モナ・リザ」「悪妻」、そして清水義範の故郷の「名古屋」まで(他にももりだくさん)…と自由自在。
 説明おじさん・清水義範の名調子は相変わらず健在。

 しかし、続けて読んでいると、だんだん疲れてくる。
そこへ、ハリセン一発入れてくれるはずのサイバラ漫画が、この本では、ちゃんとコマ割りした1頁漫画というより、どっちかと言うとイラストに近いものなので、ちょっとツッコミが弱い感じなんだなあ。
 だから、一気に読まずに、何か他のことをしている時の気分転換に、少しずつ読むのがいいと思う。

 このコンビといえば、小学校の教科シリーズと、近作の「独断流「読書」必勝法」もあるが、この本は、それに続くものという印象は薄い。
 実は、このコンビではもう1冊、理科エッセイ集の「サイエンス言誤学」という本がある。
あの本のサイバラの絵もイラストに近い感じだったし、雰囲気的にも、あれの「文系版」が、この「雑学のすすめ」という感じかなあ。
この本の雑学にも、理系のテーマはあるけどね。
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