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21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス)
浦沢直樹
小学館 刊
発売日 2007-09-28
価格:¥550(税込)
オススメ度:★★★


かきたてるのは 幼きころの後悔だ。もしくは、欲するもののままに。
浦沢直樹先生はきっと心の井戸から情や涙が流れる訳を作品を通じてわたしたちに伝えていたのだ。
ほかはもしかしたら演出でしかなかったかもしれない。
あまりに華麗な導入部に多少期待を寄せすぎてしまった読者が多いのは、浦沢直樹先生の技量がすばらしい理由にほかならないだろう。

賛否両論だっていいって、覚悟で描いていたって、いいものはいいと思う。
やはり、わたしにとっては人に勧めたいと思え得る作品だ。
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21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
浦沢直樹
小学館 刊
発売日 2007-05-30
価格:¥550(税込)
オススメ度:★★★



意外にも早く終わった。『20世紀少年』よ。
20世紀少年』の総集編。

最後に、浦沢直樹が「8年間のご愛読、ありがとうございました」と率直に言っている。
そう、『MONSTER』は 話がひろがりつづけ さっぱりわからず 最後はあっけない結末となっていた。
今回の『20世紀少年』は 快適なスピードであった。
それでも8年間 ぼくたちは ハラハラしながら次回を期待して読み続けたのだ。

もちろん 総集編は ハッピーエンド。
皆、納得する。
でも、登場する魅力あふれる人間群像には浦沢直樹天才だなと確認できる。 
マイッタ。マイッタ。

今は、『PLUTO』に ハラハラさせられているのだから...


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20世紀少年 19 [特製CD付き]―本格科学冒険漫画 (19)20世紀少年 19 [特製CD付き]―本格科学冒険漫画 (19)
浦沢直樹
小学館 刊
発売日 2005-06
価格:¥780(税込)
オススメ度:★★★★★




第2の手塚治

重厚なストーリー、すばらしい人間描写。浦沢直樹漫画は、ずっと読んでますが、この浦沢直樹という人は本当にすごい!!
新しい漫画を描くたびに、確実に(好き嫌いはあると思うが)おもしろくなっています!!
この人は、確実に漫画史に名前を残すと思う。
まさに第二の手塚治!!!

ついにケンヂが・・・

 この巻でついに自称矢吹丈がケンヂであることが確定され、物語の重層性もグンと深まりました。
佳境に入りつつあるのか、それともこれでもなお序章に過ぎないのか、それさえも分からないほどに複雑でいて確かなプロットのもとに書かれている作品であることを再確認しました。
こんな重厚な作品を生み出す浦沢直樹は改めてすごい人なんだなと・・・。
 ちなみにこの巻にはおまけとしてT-REXのCDが付いてきます。「20th Century Boy」というこの漫画の題名(題名はBoysと複数形になっていますが)にもなっている曲です。
この歌詞にも物語のヒントが隠されているような気もします。

なんというか日常・・・なのです。

非現実的でありながら、日常だと感じる。。。
そんな作品です。
物語冒頭のケンヂたちの日常、そして「ともだち」信者の日常・・・、この日常の果てはどうなるのか?
しょせん漫画だ、などとはこの作品を読んで言うことはできないでしょう。
浦沢直樹先生がなぜこれを書いているのか考えながら、最後まで読みたい。
ケンヂにも「ともだち」にも似ていると感じるはずです。
だからこそ日常を描いた物語だと思います。
私たちの世界と同じ世界。
現実と同じで最後の最後までわからないので、期待をこめて今はまだ星4つで。

絶望する世界の中で未来(次に向かって)託すもの

 遅まきながら1~19巻までまとめて読みました。
何年か前に少しだけ読みましたが、話が繋がらなかったので今回全読しました。
このマンガは組織による教条化、潜在的な暴虐性をよく描いています。
もともと子どもの戯れと思われていたものが(誰もが一度は持つ空想が)現実となった時、どうなるのか。
恐るべき射程をもって描いている。
オウムの事を思い出して欲しい。
あれがなぜあれ程私たちを驚かせたのか。
事件の巨大化はもちろんの事、彼らが私たちとそれ程変わらないおじさん、若者たちであったことだ。
組織が盲目的に暴走する時、内部からでは見えにくい。
何をもって終えるのかというのも難しい課題だ。
このマンガで「ともだち」は何度も自己操作して戻ってくる。
が、やがて彼も死んでしまう。
にもかかわらず、もう一人の「ともだち」により計画は進められてゆく。
組織のボスがやられたぐらいで全てを消し去ることはできないのだ。
それは対テロ戦争でビンラディンを殺した(捕まえた)としてもテロが終わらないことがわかっているように。
一方、あの男がケンヂだったことが判明するが、彼とても自分の道を進むのに(正義であろうとした男でさえも)苦心していたことが語られる。
過大な期待を背負った男はその現実に押しつぶされそうになり、無意識にケンヂであることから逃げていた。
あの男でさえもそうだったと知る時、見ている者の胸が熱くなる。
悪を誇る男に語るケンヂは厳しくも、それさえも包み込む程優しい(弱さ自覚しているが故に、自分自身の弱さと戦っているが故に)。
破滅への道を「ともだち」がひた走る中、残された者たちは何ができるのか?
この眼鏡は5つ星(CD+)と見ます。
佳境に入りましたね。
20世紀を超えて、彼らの21世紀はどうなるのでしょうか。
もうそろそろ見えそうです。
CDを聴いて読むのもまたいいかもしれませんね。
値段的にもお得です。

確実に、そして後退することなく確実に

浦沢直樹漫画家として成長している。
急速な勢いで、そして確かな足取りで。
真の意味で王道を歩んでいるのは彼ぐらいだろう。
まあ、『ベルセルク』の三浦建太郎のように獣道を唯我独尊で突破している強者もいるが、まあ他には見当たらない(それはそれで王道を歩みのと同じぐらいに偉大だが)。
作品の系統としては"Monster"と少しばかり被るが、物語の構築がより精緻で狡猾になっている。
全く先が読めない。
もしかすると書いている本人すら分からないかもしれない。
浦沢直樹という男、日本のマンガ界の屋台骨を支える偉大な人物の一人なり。


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