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サイバラ茸6サイバラ茸6
西原 理恵子
講談社 刊
発売日 2007-03-30
価格:¥1,890(税込)
オススメ度:★★★★



泣けてきた。

この本の出るちょっと前に、西原さんの旦那様である鴨志田穣氏が亡くなりました。
喪主は西原さんだった。離婚したのに復縁してたみたいです。彼女らしいと思った。


この本には、その鴨志田氏との共著からの挿絵漫画も多く、亡くなったことを知って読むと、胸がかき乱される感じです。仲いいんですよね、この2人。ほんとに、、、なんとも言えない”切なさ”?を感じます。どうにもできない人生に対するもどかしさなんかを感じます。本を閉じた後にも、ため息をついて何かを考えてしまう感じです。


ギャグマンガ本読んでたのに!?彼女の作品、最近では”毎日かあさん”なんかも、こうなんだか人の泣けるツボをツンと突く瞬間がありますよね。それが、とんでもないこと書いてるようで、人生の中のなにか大切な物を言い得てる。そんな気がします。


この本の中の鴨ちゃんは、本当にとんでもなくダメな人なんだけど、それを観察して画くサイバラの愛情を感じられる気がする。離婚したのはしょうがない。そらするわ。


でもその後も、アルコール中毒から抜け出す手助けをして昨年に復縁。すごいなぁ~。


なのに、今年の桜が咲く前に亡くなってしまった。なんという人生、、、。


本当に最後まで面倒をみてたんだろな。彼女は本当にあっぱれ!です。


この本を購入することで、鴨ちゃんへのお香典になればいいな。


そう思わせるサイバラ茸6でした。



今回の出典は、それがどうしたはじめてわかる国語カモちゃんの今日も煮え煮えばらっちからカモメール続ばらっちからカモメール最後のラブレターもっと煮え煮えアジアパー伝たぬきの皮算用2、です。
亡くなられた元ご主人・鴨志田穣さんとの共著からの再録が多いのですが、違う方との共著からの作品がちらほら混ざっているので、著者の往年のファンには買うか買わないか難しい選択になりそうです。
前作が初期作品集とテーマがはっきりしていましたが、今作にもそのようなテーマがあっても良かったかと思います。



今回は残念な事に、カモちゃんの今日も煮え煮えから再録された漫画がきれいに印刷されていません。
何か事情があったのでしょうが、この状態で本に載せてしまうくらいなら今回は掲載を見送った方が良かったのではないでしょうか。
新作の無い作品集と解っていながら買うファンの気持ちを、作り手側にはもう少し汲み取ってもらいたいです。



さらに詳しい情報はコチラ≫


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できるかなクアトロできるかなクアトロ
西原理恵子
扶桑社刊
発売日 2007-04-25
価格:¥1,000(税込)
オススメ度:★★★★★



相変わらずの暴走ぶり
 もともとは一見不可能な企画を実際にやってしまう「できるかな」でしたが、最近は外国のルポルタージュになっています。さらに本書の半分近くは「できるかな」ではなくその他の西原漫画です。相変わらずの暴走振りで、面白いからいいのですが。
 図らずも近年逝去した関係者に関する漫画が載っており、妙にしんみりとした気持ちになります。作家の藤原伊織さん、元夫の鴨志田穣さん、漫画青木雄二さん。どんな人間でも受け入れてしまう西原理恵子さんの人の良さが、絵の端々から垣間見えます。

劣等生代表的な
なんども紹介してきた西原理恵子先生の新作、「できるかなクアトロ」を買ってきました。

相変わらず西原パワー全開のコミックで、1冊1000円と若干値は張りますが、細かく書き込まれた毒舌系イラストと、ちょっとした間に挟まれるできの悪い自分を理解してもらえない周囲への寂しさを表現した短編など、絶妙の間をとった間違いなくおすすめの1冊です。

すっかりタイトルの「できるかな」とはかけ離れた内容にはなってきていますが・・・(^^;

とにかくかいてみる!
ご存知、西原理恵子さんの「できるかな」シリーズ第4弾です。
今回もインドヒジュラのお祭りに参加したり、モンゴル恐竜の化石発掘に挑戦したりとパワフルで盛りだくさんな内容になってます。
今回はそのなかでも「パチクロ」が秀逸。美術予備校時代からの修行時代(?)を自伝的に描いたものですが、「かけなくたって、とにかくかいてみる。」ってのは、わかっていてもナカナカできないですよねぇ。
それをずっとやってきたスゴ味みたいなモンがサイバラさんにはあるような気がします。だからこそ、サイバラさんの周りには同じような「スゴ味」のある、道を究めた人たちがたくさん集まってくるんでしょうか?
(道にもまぁ、イロイロあるでしょうが、、、)
人生の訓示も読み取れる名著です。

サイバラ姉さん、このまま突っ走ってください!
サイバラ姉さんが、またまた全力疾走しています。
できるかなシリーズ元来の体の張り具合に高須マネーがごっちょり注入されているのも見物ですが、お子様向け雑誌で、こんなに毒々しいシロモノが掲載されたのは、空前絶後ではなかろうか?という問題作にも驚かされました。
次はどうなっちゃうんだろうか、と少し心配にもなりますが、こちらの芸風が本業だと思われますので、「しんみりほのぼの」系に逃げることの無い、刺激的な次回作にも期待します。
そういや、鴨志田穣さんと出会ったのも、このシリーズでしたっけ?
勝っちゃんは、すっかり文化人になっちゃいましたねぇ。
案外、時の流れるのは速いもんですね。

笑ったり泣いたりの一冊
読み終えて、サイバラさんらしい一冊だなぁ、というのが率直なところです。
相変わらず攻撃的な個所はとことん攻撃的な一方、叙情的な個所はますますしんみりとさせられます(特にスモーキーマウンテンの女の子を描いたワンカットなど)。
パチクロ」は雑誌掲載時から余りに時間が経っていなかったので、収録されていてびっくりでしたが、この本の中の清涼剤になっています。
また、地図が得意で空気が読めない男子として、「人生一年生」の第三話には非常に同意。痛いところついてくれます。
あと、最後の付録は思わず爆笑してしまいました。
西原さんのベターハーフ、鴨志田穣氏の逝去があったため、暫く寡作になると思われます。次回作は少し気長に待つこととしましょう。

この際立つ暑さ
収載されている中では、”パチクロ”が今までとちがってひじょうに良かったです。
これまで予備校時代のエピソードって少なかったかな、と思います。
はるかに上手な人たちの絵から、風が吹いてくる、という感覚がとても新鮮で、しかも、当時の心証を的確に表現している感じです。
できるかなヒジュラ編化石発掘編の辺りは相変わらずパワフル。
はずれなしの1冊です。

はちゃめちゃさとせつなさを織り交ぜる西原流
今回も8割がたがとんでもないできるかなとそれに対してあらんばかりの罵倒といいたい放題と滅茶苦茶な絵で出来ています。
普通にマンガとして評価しても内容として評価しても変!なのです。
そんな本なのに、1ページ目でいきなりしんみりしてしまったのはなぜでしょう?
そして、美術大学時代前後のことを書いた「パチクロ」がなんか切ないのはなぜでしょう?
たぶん所詮凡人でしかない自分たちでは怖くて見られないものや近づきがたい人々を西原さんが代わりに見て怒って本質を見て、そして何が本当は必要なのかを教えてくれている。そんな気がするわけです。
これに限らずですが、このシリーズは何度も読み返す価値があると思います。

表紙の色は中身を表す…
前半はやっと濃ゆ~いサイバラが読めます。…この人は全世界の二丁目を探して歴史に残そうとしているのか?漫画もいいけど挿入写真も笑えます。そしてファン垂涎?の高須旅
後半の小学生向けのものが少しガソリン切れで-☆。…まあ、いつものことですけどね。

相変わらずのサイバラ節炸裂
ヒジュラはTVでみてて絶対雑誌になったらこんなおとなしいレポートじゃないんだと思ってたら案の定。
鴨ちゃんショックはファンを襲ってますが、サイバラの作品は相変わらずサイバラで、笑い泣き五感に響きます。


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独断流「読書」必勝法独断流「読書」必勝法
清水 義範
講談社 刊
発売日 2007-05-08
価格:¥1,575(税込)
オススメ度:★★★



新シリーズ?
 清水義範西原理恵子の無理矢理コンビ?による新作。このコンビなので、小学校の教科シリーズ(「おもしろくても理科」以下全7冊)かと思うと、そうではないのね。
 新シリーズ?ということは、このコンビはこれからも続くのかな(ちょっと期待)。
 内容的には、古今東西の名作文学を、シミーズ博士こと清水義範が解説し、サイバラこと西原理恵子のパワフルな1頁マンガが随所に挿入されるもの。このスタイル自体は、小学校の教科シリーズと同じ。
 清水義範の解説はつまり「書評」で、書評をうまく書くのは至難の業なのだが、そこはさすがシミーズ博士、客観的な評価と個人的意見をうまく織り混ぜて、要領よく解説してあり、その意味では非常に明快、読んで楽しくためになる、おトクな本だと思う。
 ただ、彼の書評を読んで、紹介された元の本を読みたくなるかどうかは、別の問題かもしれない(私、個人的に心身の調子が悪く、難しい本に「挑戦」する気力が今はないので、その点は何とも言えない)。
 でも逆に、元の本を読んでいなくても、説明おじさん・清水義範の名講義として、それなりに楽しめるのは確か。

 西原理恵子漫画は、最近は「毎日かあさん」などでやや一般受けする方向へ行った感じもあったが、本書では再びパワー(下ネタも)全開、本文を圧倒するインパクトがある。あの漫画はアホなことを書いているようでいて、実はかなり高い基礎教養に裏打ちされていることがよくわかる。
 いずれ文庫化されるだろうが、西原理恵子の強烈な絵が小さくなるのはマイナス。その意味では単行本を買う価値はあると思う。

西原理恵子さんに脱帽
清水義範西原理恵子のタッグマッチシリーズ
(別にそんなシリーズ名ではありません)再びの作品。
ついはずみで買いました。
有名どころから、難解どころまで、取り上げた作品を読んで、あ~だこ~だと清水義範氏が大筋と作家の特徴と文章について語る。
西原理恵子さんが読む・読まないに関わらず、鋭い切り口のマンガを描く。
本により西原理恵子さんの温度差は大きいものの、彼女の方が的確な指摘を完結にまとめちゃったりするあたり、清水義範氏は少し焦ったかもしれない。
なんせどうしても清水義範の動機付けは理屈っぽくなる。理屈が悪いのではなく”理屈っぽく”というのが問題で。

清水義範氏だけだったら、この本は買わなかったであろう。そもそもこのサイズが不要である(このタッグの特徴として、大きく作って売って、後日文庫でも売ることが予測される)。
あと、巻末に追加された特別講座は本当に必要ですか?


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