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鳥頭対談―何を言っても三歩で忘れる鳥頭対談―何を言っても三歩で忘れる
西原理恵子/群ようこ
朝日新聞社 刊
発売日 2001-10




二大巨頭会談・・・そして怪談
とにかく西原理恵子先生の愚痴。ふ~ん、母娘ってそうなるんだと、判らない私は納得。
いずれにしても、金が入れば出て行くのは必至。ただそれを誰が使うかだが、二大巨頭(西原理恵子/群ようこ)はどちらも母。女の業を感じる話が満載。
どちらも自分で笑ってもらってなんぼの人だし、当人達がそれをわかっているから出来た本。コスプレはご愛嬌。
本当に怖いのは一歩間違うと殺し合いにまでなる肉親同士のいがみ合いです。このお二人には関係なさそうですが。
つまり、二人ともそれを笑いのネタにしているもの。そしてそれでまた金を稼ぎ、母が使う。うーん、麗しい親子愛?!

なるほど
西原理恵子ファンにとっては、読めばなるほど!とうなずけるようなエピソードがボロボロ出てくる。
群ようこ氏からも、ほんとうに私より年下?といわれるぐらいアナクロな西原理恵子の子供時代とか。「ぼくんち」の醸し出すただならぬ東南アジアくささは、絶対昭和30年代のにおいだ。邪悪な3丁目の夕日みたいな。男とは続いて5年、鴨志田穣ともそれくらいには別れたいなんて件も後から見れば納得。もっとも、なんでも自分でしたいタイプだから家族に任せてなんてられないでしょなんて群ようこさんの指摘や、几帳面な人とは合わないなんて西原理恵子の自白にも同時に膝を打つわけだが)
ただ、中味がある対談本っていうのともちょっと違うよねぇ~。
対談の妙味は、会話がインタビューになり相互に意外な角度からエピソードや知識が引き出されるところにあると思うので・・・似た物同士の二人が馴れ合ってる様子は雑誌の読者ページの編集者のトークみたいで微妙。
白黒でせっかくのコスプレ画像がつぶれてるのもマイナス。
着物の西原理恵子はいつになく可愛く安彦麻里絵西原理恵子さんもてそうで羨ましいと言ってたのにちょっとは納得をくれるかな。(しかし普段の西原理恵子を見てそんなことは全く思わないぜ)

今はなき「uno!」の遺したもの
uno!」。仇花のような、その月刊誌の名前。
編集長は、群ようこ西原理恵子共に因縁浅からぬ花田紀凱氏。
ともかく、集まるべくして集まった人たちによる対談が、面白くないわけがない。
(あ、麻雀の面子としてはあと一人欲しいところ)
トークそのものも、真面目に読んでも笑って読んでも充分に楽しめるが、やはり肝は、各対談ごとのコスプレであろう。
中でも、ほとんど「清水ミチコ顔マネ教室」状態の宝塚コスプレと、「健康ランドで歌うなんちゃってこまどり姉妹」風な着物コスプレが最強だ。

言葉のプロレス
次のやり取りは教育評論家に読ませてあげたいと思いました。
群ようこ 「私たちの時代は、グループサウンズに走ったり、ディスコに行ったり、男に走ったりしてたんだろうし……。そうしてちょっとずつ毒を吐き出しているわけでしょ。毒の吐き出しがうまくいかないと、いきなりバタフライナイフを出しちゃったりするのよ。学校にカウンセラーを置くなんて言うでしょ、あれ、まちがっていると思うよ、根本的に。だって大人に話を聞いてもらおうなんて思わないもん。おもしろくともなんともないんだからさ」
西原理恵子「そろそろみんな、学校に行くの、やめればいいのにね。そんな思いまでして行くところじゃないよ、学校なんて」
この2人の様にどん底を味わった人でないと同じ立場の人の心情を解するのは難しいのかも知れません。とにかく間違いなく面白い。二人の母親の浪費癖の話も笑えます。一読して損はなしです。

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