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ちくろ幼稚園 (卒園編)
西原 理恵子
小学館 刊
発売日 2001-11




りえちゃんvsしほちゃんのバトルが必見!
ついに”実写版”のりえちゃん、おとうとくんまで登場してしまう本作で、それ以上にインパクトあるのは”しほちゃん”です。
関西弁でりえちゃんとタイマンをはるしほちゃんは、サイバラさんの別人格同士のバトルを見ているよう。
スティーヴン・キングの「DARK HALF」さながら)でも、その強烈な個性の下に、そこはかとない哀愁が漂って・・・。やっぱ、りえちゃんが一番のごくどうさんです。
ちゃんと卒園できるかな?

子供のころ
自分が何を考えて生きていたのか思い出させてくれる漫画です。

無邪気
な子供の残酷さと、そして人生の苦味がきいた味わいの逸品漫画


さらに詳しい情報はコチラ≫


上京ものがたり上京ものがたり
西原 理恵子
小学館 刊
発売日 2004-11




ひとりでやっていく切なさ
おんなのこものがたり」と同時期に出た本。女の子ものがたりで故郷をでたサイバラが東京で切ない苦労の末に漫画家として芽が出始めるまでを描いている。サイバラ自身の体験したことを描いているのだろうが、東京で「なにものでもないただの自分」だと分かったときのがっかり感からはじまり、そこから一歩ずつ「なにか」になっていく自己実現の過程が独特の切なくて笑えるタッチで描かれる。サイバラ突撃漫画のような攻撃的で露悪的なかんじはない。なんだか切なくてでも最後に「よかったね」といいたくなる漫画。  

サイバラ1冊目に
田舎から上京した女の子が、絵で食べられるようになるまでのサクセスストーリー自伝的随筆マンガ、っていう感じでしょうか。わたしがサイバラと出会った1冊目です。それが良かったかも。もし「ぼくんち」や「恨ミシュラン」を先に読んでいたら、サイバラにとっつきにくさを感じていたかも知れない。
だから以後、別の著作でどんなにサイバラの猛毒を浴びても、なんだか行き着く安心感に裏打ちされたいけいけどんどん感がスムースに。サイバラは照れ屋なんだろうから、こういう作品はまた別枠でくくりだすかもしれないけど、でも確実に、サイバラの中にはこの本のような純で掛け値ない精神も入っていて、だからサイバラを読むものを惹きつけるんだと思います。この、カテゴライズできない漫画・・・サイバラ大好きです。


疲れている人、悲しい人にちょっとだけ笑ってもらいたい
 『毎日かあさん』シリーズでは目をつりあげて殺伐とした光線を発しながら子育てに奮闘している著者ですが、この自叙伝コミックでは作風が違います。
出版社が「ハートフルコミック」と呼ぶ作品の主人公は、何があっても哀しそうに微笑んでいる女の子。絵が好きで、いつか絵を描いて生活できるようになりたい、という田舎出身の女の子です。

 東京に出てきて貧乏生活をはじめた主人公は、やがて男と同棲するようになります。仕事をせずに毎日ぶらぶらしているカレ。少しでも時給のいいバイトを探すうちに、水商売に浸かっていくようになる主人公。
 店長にどなられたり、客に嫌な思いをさせられたり、相変わらずカレが働かなかったりする日々が延々と続くなか、ある日、エロ本のカットを描く仕事が入ってきて、彼女は「やったあ」と何度も心の中で叫びました。

 仕事が順調になり、入ってくるお金が少しずつ多くなってくるに従って、彼女の生活も少しずつ変わっていきました。築40年だけどお風呂のあるアパートに引越しができる。夜の店のアルバイトも辞められる。二人で飼っていたネコが死んだのをきっかけに、カレシとも別れました。

 彼女は、毎日毎日、マンガを描く仕事に追われる売れっ子になりました。忙しいのがこんなにウレシクて、シアワセだとは思ってもみませんでした。
「本当はながいながい夢をみてるんじゃないか」
と今だに思う、とのこと。
 疲れている人悲しい人くやしい人そんなつらいことをずっとがまんしている人、そんな人に自分のマンガを見てもらって、ちょっとだけ笑ってもらえたら、うれしいなあ。そんな仕事を続けられていることに感謝する彼女です。

 よんでもらって
 わらってくれたら
 すごくうれしいです。
 ちょっとだけ
 ちょっと。

頑張れ!一人暮らしの若者達。
東京”に夢、何がしかの期待でもいいと思いますが、そんなものを背負ってやってきた憶えのある方にはきっと共感できる物語だと思います。漫画家になるために美大に入り、初めて一人暮らしをして生活費をバイトで稼いで、寂しいから同棲して、上手くいかなくて・・・。それでも漫画家になりたいという夢を進んでゆく西原さんの姿が愛らしく思えます。そうだよな、そうだったよね、と自分自身の記憶と重なり感慨深くなってしまいました。西原さんの作品のバックボーンに、こんなに強い思いがあったんだな、とさらにファンになりました。頑張れ!安アパートで頑張っている若者達。そんな物語です。

私も突き抜けたい
この本は、西原さんが漫画家としてやっていけるまでを、痛いこともいいこともくるんで教えてくれています。
私は、彼女の仕事がうまくいきだして、うれしくて仕方ないときに、過去の、おべんとうを食べる人がいるかどうかを心配していた自分にもこういう自分になってるよと教えてあげたい、というところに強く共感しました。女子校って何が嫌かって、お昼を一緒に食べる人がいるかいないかなんですよね。一人で弁当食べないといけないときの重圧とか悲しさって今でも夢に出てきますもん。
私も彼女みたいに、突き抜けたい。だけど現実は・・・まだまだ頭を低くして歩く日日が続くのでした。


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